能面

能面は、能楽で使われる仮面である。
大きく五種類に大別され、鬼神(般若など)・老人・男・女そして霊があります。

「能面のような顔」と言うと、無表情のたとえとして使われていますが、能面にも表情があるのです。
「正面」は基本のポジション。
感情を内に秘めた状態です。

心持ち顔をあげた時は「照ラス」といわれ、喜びやうれしさなどの明るい感情が表現されています。
「曇ル」は、うつ向いた時。物思いにふける様子や悲しみを表します。

そろえた手を面の前に持って来れば、泣いている様子です。
顔を少し上げ下げするだけですが、能楽師に掛けられた面は、表情豊かに見えるから不思議です。

能面は、江戸や室町の時代に打たれた(作られた)ものが、今現在も舞台で使い続けられています。
その中には豊臣秀吉に愛蔵され「雪」と名付けられた面もあるそうです。
日本古来の伝統芸能は奥深いものですね。

さて、一般的には、能や歌舞伎などは、なかなか触れる機会がありません。
好きでないと積極的には観劇はしないでしょうが、宝塚歌劇などと比較するのは、ちょっと違うかもしれません。
同じジャンルのようで同じではないもの、世の中にはたくさんありますよね。

野球とサッカー、どらが面白いかと問われれば、それぞれに楽しみ方があるわけですから、比較する必要はないんですよね。
ただ、強引にでも比較して、正しい判断をして欲しいこともよくあることですが。

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